神田明神の御祭神
一の宮 大己貴命(おおなむちのみこと) 天平2年(730)奉祭
出雲神話の主神。素戔鳴命と奇稲田姫の御子とも5世のお孫ともいわれる。別名、大国主命。
二の宮 少彦名命(すくなひこなのみこと) 明治7年(1874)奉祭
出雲神話の神。高皇産霊尊の御子。大己貴命の分魂ともいわれる。掌にのるほどの小さなお姿で、大己貴命の御事業に協力された。
三の宮 平将門命(たいらのまさかどのみこと) 延慶2年(1309)奉祭
桓武天皇の後裔。坂東の政治の改革をはかって兵を起こし(天慶の乱)民衆の信望を集めたが、戦いに敗れ、死して神となった。明治になって、摂社とされる時期があったが、昭和59年(1984)三の宮として復座奉祭された。