image2 image14月2日(土)静岡県掛川市西大淵5631-1に御鎮座されます三熊野神社の大祭を見学してきました。

三熊野神社では、毎年4月第1週金土日の三日間に大祭が行われています。

今回の訪問は、昨年5月の神田祭りに神田明神の招待で三熊野神社から2台の「祢里」が参加されましたが、5月9日(土)には私達の町会に来て水天宮通りや金物通りを引き廻していただき、近隣6町会の神輿も終結して賑やかな交流会となりました。その御礼も兼ねて、隣町の松枝町会様とご一緒に伺った次第です。

三熊野神社では13台の祢里(ねり)と呼ばれる「曳きもの-山車」を各町会(組)が保有し、笛や太鼓による祭り囃子に合わせて「ひょっとこ」「おかめ」の面を付けた手古舞の踊りも賑やかに、「シッタ、シッタ」の曳き手の掛け声と共に町中を練り歩きます。

この「祢里」は一本柱万度型(いっぽんばしらまんどがた)といわれ、江戸時代中期に神田祭りで引き廻されていた形式を今に伝える物です。

万度や人形を取り付けてある中心の柱を後方に倒す仕掛けにすることで江戸城の城門を潜って城内に入り、当時の徳川将軍に上覧を受けることができました。

昨年、神田祭りに参加されたのもこのような由来があるからで、大変感慨深く拝見してきました。